色を操る②
- 前回、ホワイトバランスの話をしました。
今回はこれに繋がるミックス光のお話をしていきます!
ミックス光とは?
名前の通りなんですが、色んな色温度の光源が混ざり合っているような状況のことをこのうようにいいます。
例をあげると…
太陽光+室内の電球色の照明
電球色の照明+蛍光灯
etc…
この画像を見てください。
AWB(オートホワイトバランス)で撮りました。これはこれで良いんですが、少し青っぽくなっちゃってます。
ここは窓際で自然光が入る場所なんですが、実はモデルさんの頭上に電球色の照明がある状態なんです。自然光の方が光が強いので、実際はそちらの影響が強いのに、近くの光源にカメラが反応してホワイトバランスを設定した為です。
オートは便利で優秀なんですが、たまに融通が効かないんですねw
あと、こういった環境は場所を変えると、また色が変わっちゃって、何が悪いんだかわからなくなっちゃいますよね。
そんな時にホワイトバランスをあらかじめ設定して撮ると、初めにイメージした写真が撮りやすくなると思います!
色温度を少し低くして撮ってみました。
正解はないんですけどね!僕のイメージはこっちの方が近かったですね!
その他、対策として
太陽光+室内の電球色の照明
の時は外の光が届かない所まで移動する、室内の照明を消す。
電球色の照明+蛍光灯
の時はどちらかの照明を消す。
といった具合にできる限り光源を1つにすることです。もしくは似た光源を使う。
なんだかんだで、色が混ざり合ってる状況ってやっぱり難しいですので!
ぜひ試して見てください(^^)