ケラチン最前線。高分子ケラチンはフィルムを形成する皮膜だぜ!!

こんにちは。

仏田 仏蔵(ほとけだ ぶつぞう)39歳です。鎌倉時代から転生してきました。

嘘です。


週末のどM美容師がお届けする皮膜の真実。

「トリートメントすると髪の毛は痛む」とか馬鹿なこと言って、、なに?なになに??

え???被膜は髪に悪い??だから被膜は落としたほうが良いって??

ほーほー、、、、でなに?新しい高分子のケラチンで髪の毛が復活する??

、、、

、、

、、おいおい、、、。高分子ケラチンは被膜だぜ??皮膜は悪なんじゃないのかな??ん??ん~~~??

ん~~~~?どうなのかな~??

しょーもないやつもいるもんだねぇ、、、。手のひら返しがすごい発信者もいるもんだねぇ、、、。

ほんましょーもないわぁ、、。散々皮膜とかシリコーンとか馬鹿にして、、「あんなん髪が痛むだけ!!」

そんな美容師に騙されるな!!!

とか言っちゃって、、、、。どうなのかなぁ~~??ん~~~??シリコーン悪いのかな??被膜は悪いのかな~~?ん~~~??


まあ、そんな諸事情は置いときまして、、、。

ケラチン最前線の話。

仏田 仏像は皮膜大好き美容師でして、、、この被膜をどれだけ毛髪に定着させて、持続させるかってところでメニューを展開している「被膜美容師」です。

被膜だけじゃ駄目だけどね。いろいろ大変なのですよ。毛髪っていうものは、、。

クローダジャパンっていう成分を作る会社ですね。

ここの会社が作った可溶性ケラチンていうのがありまして、、。

 

羊毛ケラチンに亜硫酸ナトリウムを反応させてケラチン中のシスチンをS-スルフォン化
システインとする。これをホモジナイザーで処理して、可溶化ケラチンが得られる。この
ケラチン中のシスチンはS-スルフォン化システインとなっている。
本発明に使用されるケラチンとしてはクローダジャパン株式会社が販売しているケラテッ
ク IFP-HMWが挙げられる。

っていうやつですね。

もっとわかりやすく言うと、、、

髪の毛をパーマ液につけると髪の毛のタンパク質のS-S結合が切れて、、、SとSに離れるわけですね、、。

習いましたよね??美容師なら。

でもっと細かく言うとタンパク質にシスティンがくっついたモノとシスティンに分離するわけですね。

もっというと、、、還元剤の作用でS-スルフォン化ケラチンとS-スルフォン化システィンになり、再度酸化させて元の状態に戻すわけなんですよ。

で、、、まあ、その還元が効いた時のタンパク質のケラチンの状態を水溶液にしたものがケラテックになります。

ケラチン含むタンパク質って非常に繊細で、あんまり無茶な加水分解とか強い溶剤で処理しすぎると、、、不可逆性っていって「元に戻りづらい」感じになっちゃうんですね。「づらい」ね。無理とは言ってないですけどね、、。

可逆性っていうのは「変化する」ってこと。

生きてるっていうと語弊がありますが、、。不可逆性になると元に戻りづらくなるっちゅうことっすネ。

で、、髪の毛のS-Sが切れた状態のS-スルフォン化ケラチンとS-スルフォン化システィンとケラテックのS-スルフォン化ケラチンとS-スルフォン化システィンを酸化させてくっつけちゃいましょうっつー話です。

これ超 被膜のなかの被膜ね。強烈な被膜。フィルムなんで。うっすいフィルム。

被膜は悪いからとか、、、トリートメントは髪の毛を痛むとか言っている馬鹿がいますが、、、そういった脱被膜が好きな方は絶対使っちゃ駄目。強烈な被膜になりますので、、、、で、、なかなかとれない被膜になります。

被膜はナイほうが良いっていう理論で展開しているのでしたら「全く逆の方向になります」

なので被膜になるから使わないほうが良い。もしくは「今まで被膜が悪いって言ってたのは間違っていましたぁ。ごめんなさいぃ!!」とでも言っといたほうが良いですね。

こんだけ髪の毛に被膜が悪いっていう間違った認識は広まってしまったわけなんで、訂正する必要はあるかと感じます。

何度も言いますが私は「被膜大好き美容師」で「被膜大嫌い美容師」とは全く逆の人間です。

そこは間違えないように。

このへんも上手くメニューに組み込んだものがケミカレーションですね。

こちらは宣伝動画

【chemicaration】ってなに?

あとは毛髪の【凝集】を防いで硬さを防いだり、、熱で吸着する成分や、、【プレックス】する成分を使用したりして美味いことメニューに組み込んだやつになります。

紹介制でメニューの情報提供をしているみたいなので、詳しく知りたい方はそれっぽい発信をしている講師に聞いてみると良いかと思います。