縮毛矯正で大事な要素って何??その3
これまでのあらすじ
えー、、、キャッチ画像がアレですが、、、ちゃんと美容師免許持ってます。
私は裏の世界に足を突っ込んだ美容師です。
見てない方は↓をクリックして呼んでね。
ちょっと活動始めたてでテンション上がっちゃって余興が過ぎましたが、、、
縮毛矯正で大事な要素
目次
軟化 膨潤 還元 酸化 のお話です。
バージン毛のように健康な髪の毛は還元剤の作用が働きにくい。
なので、アルカリ成分を使用し毛髪を柔らかくし膨らませる。
そして還元をしていくんですね。還元は髪の毛の結合をきっていくということです。もっと細かい話になるとややこしくなるので、還元剤で結合をきる。そして形を作って酸化させて固定化する。
これがいわゆるパーマであったり、ストレートパーマだったりします。
ただ問題がありまして、、、お客様の毛髪はすべてバージン毛ってわけではないんです。
カラーダメージであったり、紫外線ダメージであったり、または栄養不足によるダメージだったり、加齢によるハリ・コシのなさだったり、、、様々な要素がありまして。
【そもそも軟化膨潤を剤を使用してまでする必要がない状態】が多かったりもします。
なのでバージン毛に扱う一剤を使用し、同じような工程でメニューを行うと酷いダメージに繋がってしまうんですね。
どういうことかって言うと、、、、
【硬いからこそ軟化が必要】なわけです。
軟化している状態で軟化剤を使用すると【過剰軟化しフニャフニャになる】
これが更に進むと【非常に毛髪がフニャフニャで脆い状態】になります。
この状態での【無理なコーミング】をすると毛髪の繊維やらなんやらが切れてしまうわけなんです。で断毛しなくと内部の細かい部分が切れてしまい、再結合が出来なくなるとそのままの状態になるので結局はダメージが進行してしまう。
擬似的に補修は可能で、、まあそのへんがかなり私は詳しいのですが、、、そのへんは今後の話です。
で、、、柔らかい状態で例えば高温でのアイロンを過度なテンションで行うと、ゴムのようにビミョーんって伸びます。ただ乾くとそのままの状態で維持できるのですが、、、今後は二剤を使用した際にまた毛髪は濡れるんですが、、、伸びた状態が今度は元に戻ろうとする力が出てきます。で、、、【癖が戻る】ってこと。
とっても難しい技術なんです。縮毛矯正って。あとは水分を抱え込んだ状態で過度な軟化状態に高熱をあてるとシュルシュルっていいますか、、、チリチリっていいますか、、、。そういった状態になり、、。
で擬似的に補修するのが非常に【困難】になるんです。困難って書きましたけど、、、まあ、無理ではないよってこと。そのへんもかなり私は詳しいのですが、、、そのへんも今後の話です。
要は還元の前に【軟化をコントロールする】っていうのが超大事。
いきなり難しいですね~。。。これね、メーカー、ディーラーじゃここまで細かく教えられないからね。
全部コミコミで【軟化、膨潤、還元】を同時進行していく一剤ばっかだから。
そもそも【誰でも簡単に出来る縮毛矯正】なんて存在しないの!
だから傷んだ矯正ばっかなんじゃん。町中見れば【よくわかってないでメニューをしている美容師】が多いっていうのがよくわかります。
で、、、ここまで詳しく教えないから【全国で詳しい美容師が教えている】っていう現状。
こんなの俺らの仕事じゃないんだけどね。本来。
メーカーが責任持って教えろっての。みりゃ分かんだろ。全国でいい感じにメニュー展開出来てるサロンが少ないんだから。
売ってばっかでフォローが甘いんだっツーの。本気でやってほしいわ。
続く