流行りのキーワード 「酸トリートメント」

こんにちは! ケミカル初心者美容師です。

巷に溢れる「流行りのキーワード」 から  今回は

酸トリートメント

について触れてみたいと思います。

このワードはまだ一般のお客様には届いてないかもしれませんし、

普段から業界誌なんかを読まない美容師さんも聞きなれないキーワードかもしれません。

が、確実にキテいる 美容業界の中の 大きな流れ のひとつだと思います。

 

じゃ、酸トリートメントってなんぞや?

 

ざっくりと言うと、 カラーやパーマの施術工程に組み込んで使っていく 処理剤 のようなもの。

で、あながち間違えではないかな? と思ってます。

処理剤  と聞くと 今までは、 ケラチン とか コラーゲン とか シルク  とかなんとか・・・

で、それを細かくしたり(低分子) 大きいままだったり(高分子) 熱で大きくなるようにしたり(シリル化)

油性成分を持たせたり(アルキル化)  などなど・・・

こういった処理剤は今でも美容の現場ではよく使われています。

 

でもここ最近はそういった タンパク質 由来の 処理剤ではない 別ジャンル (と言っていいのかは知りませんが)

 

が、   酸トリートメント(サントリーなんて呼んだり呼ばなかったり)

 

で、具体的には何??

 

商品でいうと、シュワルツコフの ファイバープレックス  や オラプレックス  R  などが有名なところでしょうか。

で、商品がどうのっていうよりも、中に配合されているものが  酸  なので  酸トリートメント。

昨今の流行の 「外国人風カラー」  という ブリーチが必須な 流行の中で、 ブリーチによるダメージの軽減

というのが注目されて 目立ってきたジャンルで、  それを トリートメント って言って様々な技術に取り入れてきているのが

ここ最近の流れですね。

 

あとは、 熱 も必要とする  酸トリートメント も出てきています。

こちらはブリーチのダメージを っていうよりも、 還元剤を使わずに 癖を 抑える または 扱いやすくする。

みたいな流れですかね?  聞いたことありませんか??

 

で、何?  酸って?

ってことなんですが、

代表的なものは クエン酸   ですね。 これは昔から化粧品などにも使われていました。

でも、今の 「流行のキーワード」 の  酸  とは  クエン酸ではなく、

マレイン酸 グリオキシル酸 グリコール酸 レブリン酸  などが 目立っています。

で、この酸 が  なんだかんだと 様々な作用をして、 それを補うものも なんだかんだ 色々あって、

なんだかんだで熱をかけたり、 洗ったり洗わなかったりとか色々やって、

「新しい!」 とか、 「画期的!!」  みたいな感じで 流行っている   と思うんです。。  僕は。

 

でも気をつけなければいけない

それはやっぱり、 傷んだ髪の毛は 甦りはしないし、 髪に薬剤をつけるってことで、

完全なノーダメージ はありえないってことだと思うんです。

新しいものほど検証、実験を自分自身でやっていかなければ、本当のことは掴めません。

そのうち こういった 酸トリートメント はお店によってはメニュー化されていき、その技術を受けたお客様が

増えていきます。

そして自分のところに 新規客 として来店されることがきっと出てきます。

その時に しっかりと 対処できるように、 流行っているもの は 把握しておかないと、

時代においていかれた 美容師 になってしまいますよ?

そうならないために、ケミカル初心者美容師は 勉強中です!!

 

では また!!

 

ありがとうございました。。。

 

 

長らく美容師をやっていましたが、避けて通ってきた「ケミカル」。 一念発起し挑む「美容師ケミカル道」

中年のおっさん美容師の奮闘を綴っていきたいと思います。