カットが上手になる方法
目次
カットが上手になる方法
カットが上手とは?
最近、新規のお客様が電話で予約をしてくださった時に、『担当者のご希望はございますか?』っていう問いに『カットの上手な方で!』という返答をくださいました。
注)お店に来たことない方に、担当の希望を聞くのってどうよ? みたいな意見はここではご遠慮くださいσ(^_^;)
『カットが上手な人』ってどんな基準で決めたらいいのでしょうか?
- オーナー又は店長
- 美容師歴が長い人
- 海外でのカット経験のある人
- 指名数が多い人
- リピート率が高い人
- カットコンテスト優勝者又は入賞者
- 売り上げが高い人
- カット料金の高い人
- 仕事が早い人
- 芸能人を担当してる人
- 雑誌によくのってる人
など色々な見解があるでしょうが、果たしてこれがカットが上手の定義になるのでしょうか?
カットの上手い下手は誰が決める?
ではカットの上手い下手は誰が決めるのでしょうか?
ウイッグでの基礎カットが上手いというのはあるルールを設ければ美容師が決めれるかもしれませんが、本当の意味でのカットが上手い下手は美容師が決めれることではない気がします。
なぜなら美容師というのは、対人のお仕事だからです。
いくらウイッグでキレイに切れても、お客様が喜んでくれるヘアスタイルを創れなければ、その人は下手と思われるかもしれません。
そう、美容師の上手い下手はお客様が決めることなのです。
美容師側が決めることではないのです。
なので『カットが上手な人で』と言われたお客様には、
『うちのスタイリストは全員カットに自信をもっておりますが、今回、もしよければ1番経験が長いオーナーが担当させて頂きますがよろしいでしょうか?』と
対応させて頂きました。
しかし、オーナーだからお客様に満足してもらえるか?というと違うと思います。
何度もいいますが、カットの上手下手はお客様が決めることなのです。
カットが上手になる方法は、お客様に上手いと思ってもらうこと。
さっきも書きましたが、ウイッグでの基礎カットが上手くなりたいなら
- 髪の性質を理解する
- 骨格と髪の見え方を関係を理解する
- 髪を引き出すパネルを持つ手を安定させる
などまだ沢山ありますが、理解と反復練習が大事になってきます。
ですが、お客様には切られていてこの美容師さんは基礎カットが上手なんてことはわかりません。
お客様は自分の求めているヘアスタイルを表現してくれる美容師またはそれ以上のヘアスタイルを創ってくれる美容師の事を上手だと思います。
お客様に上手だと思ってもらうことが大事
なのでお客様の求めていることを聞き出すカウンセリング、そしてそのヘアスタイルを創るための施術・施術の説明が大事だという事がわかります。
カットが上手=カットが上手だとお客様に思ってもらう事
だから、カットが上手くなりたいなら、技術的なカットの練習ももちろん大事ですが、カウンセリングや説明責任を見直す事もやるべきですね。