クリエイティブとは?
すごく難しい題材ですが、僕が考える、美容師におけるクリエイティブを、僕なりの解釈でまとめていくので、あくまでもひとつの例として参考にして頂けるとありがたいです。
美容業界にいるとよく「クリエイティブ作品」とかって言葉、耳にしませんか?
フォトのコンテストとか業界誌とかでよく見かけますよね。
「クリエイティブ作品」を創るってことが大好きな美容師さんと全く興味ない美容師さんがいますよね?
全く興味ない美容師さんからしたら
「サロンワークに必要?」
「何のためにやってるの?」
「そんな髪型お客様さんにしないし。」
って感じですよね?
興味ある美容師さんにしても、「クリエイティブの作品創りたいんだけど、クリエイティブがわからないかららどう創っていいかわからない。」
って方、多いのでは?
ではわかりやすく説明していきましょう。
まず、クリエイティブとは?
辞書など色々なもので調べると、「クリエイティブには創造的•独創的」という意味があります。
全く新しいものを創り出したり(=創造)
独自の発想でものをつくったり(=独創)
するさまを「クリエイティブ」というそうです。
では、美容業界におけるクリエイティブ作品とは?
美容師の世界では、クリエイティブというとどうしてもデザインの面を想像してしまいがちですが、上に記載した意味からいくと、ケミカル面もクリエイティブにはいると僕は思います。
しかし、ここでは、デザインにおいてのクリエイティブについて考えていきたいと思います。
そう考えると美容業界におけるクリエイティブ作品とは、洋服の世界で例えるならば、オートクチュールやプレタポルテなどのブランドがコレクションで発表する洋服と同じなのではないでしょうか。
コレクションもそうだけど、やる意味あるの?
コレクションで発表する服は「ブランドとしての方向性」を示すためのものです。
「うちは今季はこんなスタイルを提案していくよ。」
「こんな服を流行らせるよ。」
みたいな。
なのでデザインを売っているヘアサロンなんかはやるべきかもしれません。
じゃあなんで、そんな奇抜なの?
デザインやメッセージをできるだけわかりやすく表現するために極端なものになっているんです。
なのでコレクションの洋服がそのまま店頭に並ぶわけではないと思います。
しかし、ミュージシャンなどがステージ衣装として着るみたいですが‥。
それで、すごく話題になったり、一般の人達がマネしたりもよくあることです。
このように強いメッセージを伝えるために奇抜になっているのです。
美容師もヘアーショーや撮影のために創るクリエイティブ作品が奇抜なことが多いのは同じ理由なのです。
サロンワークに必要?
クリエイティブ作品創り
→サロンスタイル作品創り
→デザインを創るためのパーマやカラーリングの技術を考案
→お客様に提案する
という流れになるなら、デザインを売るサロンには必要だと思います。
結論
- デザインを売るサロンはクリエイティブを創るべき
- クリエイティブ作品とはあくまでもサロン(ブランド)の特徴やこれからの提案を発信するものであるので奇抜でよい
- クリエイティブ作品からサロンワークまでつなげることが一番大事
と、僕は考えております。
クリエイティブ作品を創ることは、お客様にワクワクを提供する一歩かもしれません。
やったことない方は一度挑戦してみては?