コンテストにでる意味ってあるの?
こんにちは。久しぶりの投稿です。
このサイトをご覧になる方はケミカルに興味がある美容師さんがほとんどだと思うので、「コンテストって何のためにでるの?」って方がほとんどで中には「コンテスト?何、それ、食えるの?美味いの?」(笑)なんて方もいらっしゃるでしょう。
でも今日はちょっと僕の話に耳を傾けてください。
そしたら、違う明日が来るかも…。
目次
そもそもコンテストってなんで行われているの?
主催した事ないんで、正直わかりません。
でも、コンテストの主催者ってメーカー、ディーラー、美容団体、美容学校が多いと思うんですよね。
なので、技術向上の為、おこなわれていると思うんです。
でもね、美容師のコンテストって技術力を競うものが少ないんですよね。
答えがあってそれに近い人が勝つコンテストってなかなかない。ワインディングやホイルワークだけなんですね。
カットで、答えがあってそれに向かってやるコンテストってなかなかないというか、僕は20年以上美容師やっていますが出会ったことがありません。
なんでだと思います?
正直わかりません。主催した事ないんで(笑)
でも僕はこう解釈しています。
カットコンテストにおいては今の女性像を表現する事が主で、それに付随して技術力をあげてほしい。という思いがあるのだと思います。
簡単にいうと人から指示される新しく素敵なヘアスタイルを創れる美容師になってね。ってことなんだと思います。
ではなんでコンテストに参加するの?
前の話のまとめからいくと、今の女性像を表現する力を身につけたい。ってことになりますね。
でもそんな純粋な思いの方ばかりじゃないと思います。
⚪︎賞金が欲しい。
⚪︎名誉が欲しい。
⚪︎副賞の海外研修旅行または雑誌掲載権利またはシザーがほしい。
⚪︎会社に強制的に出される。
などなど。
僕は実は後者の方で、名誉がほしい。が主でしたね。
僕の勤めていた美容室は都内に10店舗ぐらいある大きい会社だったんです。
社内試験に合格してスタイリストになったのですが、なかなかお客様がつかない。
同期の中でも1番売り上げが低く、会社からしたら完全お荷物で、辞めてくれって圧力がすごかったんですね。
そんな時、出会ったのがコンテストです。
まずはヘアスタイルが業界誌に載るっていうコンテストで入賞して、お客様に片っ端からアピールしましたね。「自分は上手いから担当させてくれって」いう気持ちでね。
それからコンテストというコンテストは挑戦して、結果がでたらトロフィーをお客様に見えるところに飾りました。
そしたらどんどん売り上げ上がっていって4年後には店長まで昇格しました。
僕は名誉がほしくてコンテストにでて、その名誉をアピールしてお客様に指示されたタイプです。
このようにコンテストによってチャンスをつかむパターンもあります。
なので、コンテストにでるなら目的をしっかり持つって事が大事だと思います。
コンテストにでる時間とお金ががあったら、違うことに費やした方が効率的では?
確かにそれも一理ありますね。
コンテストでれば、売り上げあがるってわけじゃありませんからね。
しかし、コンテストにでると自分の限界を超えれるようになるんですよね。
例えば、50メートル走を10秒で走る子が、いつも1人走っているのと、9秒台で走る子達に勝ちたいとトレーニングして試合に臨むのでは、成長具合が全然違うと思うんですよね。
自分の力を極限までだす、を定期的に行って行く事で人は成長していくと僕は考えます。
だからこそコンテストに挑戦するべきなんです。
でもね。これはうちのスタッフにもよく言っている事なんですが、コンテストは趣味と一緒の気持ちでやれっていってます。
たまにスタイリストで普段の売り上げ対策ができないのは、コンテストがあって準備で大変だったみたいな雰囲気の子がいるんですが、全く関係のない事で、趣味を仕事に持ち込むなと言います。
僕の考えはコンテストは自分を成長させる為に挑戦した方がいいが、仕事には持ち込むな。そして結果がでたら思いっきり利用しろです。
結論
コンテストにでる意味はあります!
しかし、その意味は1つではないと思います。
人それぞれです。
だからこそしっかりと目的を持つ事が大事だと思います。
先日、2年振りにコンテストに挑戦しました。
ここ2年間はクリエイティブ撮影・コンテストは封印してケミカル一本に絞ってきました。
しかし、スタッフに「オーナーはもう挑戦しないんですか?」と言われました。
(負けるの怖いからでないんでしょ〜)
って言われているようで。ムカついて。「じゃあ、やってやるよ!みてろよ!」って。被害妄想が激しい(笑)
挑戦しました。目的は『スタッフに背中を見せる。』です。
スタッフに尊敬される事で、離職率も下げる(笑)です。
今回は自分の成長とかどうでもいい。とりあえず勝ちにこだわりました。
結果は…
優勝は逃しましたが、審査員賞をダブルで頂きました。
目的達成です。
これでスタッフは当分辞めないでしょう(笑)
次回予告…
『コンテストに勝つ方法』
お楽しみに〜〜