アルカリ性と還元剤。酸性と酸化剤。中和作用。このへんがややこしーのですわ。

こんにちは。

鎌倉時代からやってきた仏田 仏蔵(ほとけだぶつぞう)948歳 中性です。

え~、、嘘です。


酸化剤の酸化反応と酸性成分の中和反応ってややこしいよね。

これですね、、、。非常にわかりにくい。

過酸化水素ってありますよね??過酸化水素っつーのは、、、【酸素を放出】する酸化剤の一種なんすね。で、、、酸素が物質と化合することを酸化っていうのです。酸素+〇〇=酸化された酸化物っつーことすね。

この反応を酸化反応といいまして、、、ややこしいなぁ、、。

でカラーで過酸化水素使いますよね??

これはですね、、、一剤の中に酸化されてでっかくなる染料がありまして、、で過酸化水素から放出する酸素と染料がくっついて色が抜けにくくなるっつーやつですね。酸化重合とかいって、、。習いましたよね??

今度は酸性染料っつーのがありまして、、、これは予め酸化されている染料ですね。もう出来上がっちゃってる染料です。で、、、酸性物質になるんすね、、。酸性物質はプラスに帯電してるんで、、マイナスに帯電してる物質と磁石のようにひっつくっつー話です。

電気的なひっつきなんで、、、ひっつき具合は弱いんスよ。若干。なので酸性染料はいろおちしてくるっつーことすね。

じゃあ、、、酸化染料のほうがええやん!!って話になるんですが、、、酸化染料ね。酸性染料じゃないよ。

酸化染料を髪の毛の内部に入れ込みたいのですが、、、髪が硬いと内部に入りづらいんスよ。そこでですね、、、アンモニアとかのアルカリ剤を使用するんスよ。

アンモニアは毛髪方面のS-S結合を切って、そうするとキューティクルがパカパカ浮いてきて、、、でそこに過酸化水素っつー酸化剤が入り込むわけですね、、、。で毛髪メラニン色素を分解して脱色するんすよ。

ついでに酸化染料を入れ込んで酸化剤の過酸化水素ででっかくして外部に出ないようにするっつことですね。

あー、、ややこしやぁややこしやぁ~、、、、。

アルカリ性と還元剤っつーのも酸化剤と酸性とおんなじもんです。

アンモニアはアルカリ性の物質。強アルカリすね。チオとかそういったやつは物質を還元させてアルカリ性に寄せていくっつー感じです。アンモニアはキューティクルを開かせるんですが、、、要は軟化、膨潤させるんですね、、、。

アルカリ性【出来たがっている】と還元剤【作っていくやつ】って感じすね。似たようなもんですが、、使い所と求めているところが似ているんでといいますか、、、まあややこしいわけですねぇ、、。

わかりました??

パーマなんかは還元剤っつって。毛髪を還元するやつがあるんですけど、、、、。

還元ツーのは簡単に言うと「くっついているのを引き離す」って感じっすね。アルカリの兄弟みたいなもんです。還元作用はアルカリでも中性でも還元作用はあるわけなんです。

で、、、還元作用が少ないパーマ液だったりするとアルカリ剤を多く入れてphをあげるわけなんです。浸透促進や還元作用をあげるためですね。

足りない還元力をブーストさせるのがアルカリ剤って感じすね。

なので、、、アルカリ剤と還元剤は似てるようで異なる。

酸化剤と酸性剤も似たようで異なるっつー話です。

それを踏まえた上で次回は「じゃあ、、、、具体的にどのへんのミスで髪の毛がひどく痛むのか?」ってところで実践的な話をしていきます。